断水対策を知れば安心!水が止まったら一番気になるトイレ問題を解決!

普段、当たり前のように使っている水道ですが
いざ止まってしまったら…
という時のために、断水対策できていますか?
マンションの水道点検や地域の水道工事などで、計画的に断水となる場合は準備もできますが
最近の異常気象や地震など災害の影響で、急な断水となるケースも多くあります。
断水となると一番困るのはトイレ問題ではないでしょうか。
災害状況下は水道と合わせて電気も不通になる事もあり、
十分に調べ物もできなかったりしますので
ぜひ、今から対策を知って、普段から備えをしておきましょう。

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断水したらトイレはどうすればいい?

断水すると使用できなくなり、とても困るのはトイレです。
その場合の対策とポイントをいくつかご紹介します。

【水を用意して流す】
断水しているので、洗浄レバーを使っても流れません。
しかし、バケツやペットボトルに水を用意しておき、
便器に直接水を入れると流すことができます。
ポイントをまとめて置きますので参考にしてください。

◎一度に使うのは6~10ℓ
断水の時間帯や使用量、トイレの機能にもよりますが、
一回流すために必要な水量は大体6~10ℓくらいです。
バケツやポリタンクなどに入れた水を、
ゆっくり注いで流すようにして下さい。
きちんと流れると、「ボコッ」という音がしますので、
聞こえたのを確認してくださいね。

◎水はタンクではなく便器内に入れる
タンクに入れてレバーで流すと認識している方がいますが、
これは間違いだそうです。
水量が足りずきちんと流れなかったり、詰まる可能性があるとのことで、
住宅機器メーカーも注意を呼び掛けていますので気をつけましょう。

◎電極部分に注意
オート洗浄機能やウォシュレット機能など
電気を使用する便座の場合は、電極部分に水がかからないように注意して下さい。
電源をオフにして、コンセントも抜いておくと安心です。

◎水が飛び散らないように新聞紙やビニールを敷く
特に災害時は、断水が長引いたり備品が足りなくなるなど
衛生面でどうしても不安定になりがちです。
床や壁などへの水はねには十分に気をつけ、
新聞紙やビニールなどを便器周りの床に敷くなどして
衛生面にも配慮しましょう。

【簡易トイレを使う】
点検や工事などは時間が決まっていますが
災害時はどうしても断水期間も長くなります。
備えの水が常にたくさんあるとも限りませんので、
その場合は簡易トイレを使用しましょう。

◎災害時用簡易トイレを備蓄
・携帯トイレ
・折り畳み式簡易トイレ
等がありますので防災グッズにいくつかいれておくのがおススメです。

◎簡易トイレを作る
・段ボールやバケツ
・ビニール袋
・新聞紙(凝固材があればベスト)
を用意します。
1:段ボール・バケツにビニールをかぶせる
2:丸めた新聞紙を入れる
3:使用後は袋の空気を抜いてしっかり結んで捨てる
新聞紙が水分を吸ってくれますが、凝固材があるとより安心です。

断水対策・普段から備えておくべき事

いざ断水となった時にも乗り切れるように、
普段から備えておくと安心な物をご紹介します。

◎水の汲み置き
お風呂のお湯を張ってそのまま備えておくと、トイレの水に使えます。
震災以来、備えている方も多いのではないでしょうか。
いつもは難しいという方も、点検や工事など
期間が分かっている断水の時は備えておけるといいですよ。
小さいお子さんがいらっしゃるお家は、お子さんが浴槽内に落ちたりすると
思わぬ事故の危険がありますので、十分に気をつけて下さい。

◎バケツ・ポリバケツ・段ボール
水の汲み置きやトイレに流す時に使ったり
段ボールは、簡易トイレや広げて床の水はね防止に敷けたりします。

◎ウェットティッシュ・除菌シートやスプレー
断水中は手が洗えません。
トイレ使用後に手を拭いたり、スプレーで除菌するためにも
必ず用意しておきましょう。

◎簡易トイレ・凝固材を防災リュックに入れておく

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まとめ

普段から備えるのは、なかなか難しい事です。

しかし、いざとなったらどうしたらいいか、
知っておくだけでも安心ですし、なんとか乗り切れます。

今回は断水時のトイレ対策をお伝えしました。
断水の場面に立ち会うことになりましたら、ぜひ思い出して対処してみてください。

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