お彼岸のお供え物は何がいい?のしは必要か?書き方は?お彼岸疑問あれこれ

お彼岸とは、ご先祖様を供養し故人を偲んで、
日頃の感謝の気持ちを表してお供えし、お墓にお参りする大切な行事です。
そんなお彼岸にはお墓や仏壇にお供えをしますが、
お供え物は何がよいのでしょう。
のしはつけるべき?書き方はどうすればいい?
年に二回しかない行事ですので、お彼岸への疑問は多いと思います。
そんな疑問にお応えすべく、お彼岸のお供え物と、のしについてまとめていますので
お彼岸に向けてぜひ参考にしてみてください。

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お彼岸のお供えは何がいい?

お彼岸のお供え物は、基本的にはおはぎやぼたもちですが、
お供えする人がみんなおはぎでは食べきれなくなってしまいます。
ですので、訪問してお供えする時はお花やお菓子・果物などがおススメです。
お線香やろうそくも、仏壇には必須ですのでお彼岸のお供え物として喜ばれます。
香り付きのお線香やちょっと高級なお線香、柄が入ったろうそくなどは
ご自分では買わなかったりしますのでお供え物としておすすめです。
〈おはぎ以外のお彼岸のお供え物〉
◎お菓子
(日持ちする焼き菓子・羊羹やおせんべいなどの和菓子・ゼリーなど)
◎生花・フラワーアレンジメント
◎果物
◎缶ジュース
◎缶ビール・お酒
◎お線香・ろうそく
などがあります。
お彼岸の期間は、親戚や家族が大人数集まりお供え物も大量になるので、
全員で分けて少しずつ持ち帰ることがほとんどです。
それを考慮して、日持ちするものや、小分けになっていて分けやすいものがおススメです。

また、現金を包んでお供えとする場合もあります。
どちらも、多すぎても頂いた方は気が引けてしまいますので
予算は3000~5000円くらいがよいでしょう。
お供え物か現金かと、どちらかにする方がほとんどですが
現金とお供え物を持参する場合は、両方で5000円くらいになるようにするとよいと思います。

では次は、お彼岸のお供え物ののしはどうすればよいのかを見ていきましょう。

お彼岸のお供えにのしは必要?書き方は?

お供えする物や渡す方によっても、のしの書き方が変わりますのでまとめていきます。
のし紙の種類は、黒白か銀白の水引(関西なら黄白)の水引が印刷された物を使います。
水引は「結びきり」の物にしてください。
水引の本数は3本~7本と異なり、本数が多いほど格上とされますが
最近は5本の水引を使う事が多いようです。
また、のしをつけるのは、別世帯に御供えする場合です。
親戚やはなれて暮らしている自分の実家・同居していない義実家などにはのしが必要で、
同居している状態で、そこでお彼岸をするという場合は
お供え物にのしをつけなくて大丈夫です。

【のしの表書きの書き方】
〈品物のお供えの場合〉
「御供」にしますが、忌明け前なら「御霊前」、忌明け後なら「御仏前」と書きます。
御寺には御布施を渡すことが多いですが、もしお礼の品物もお渡しするなら
「粗品」「上」にします。
もちろん「御供」でもかまいません。

〈現金を包んで渡す場合〉
・お寺へのお布施
「御布施」または「御供物料」とします。
「御車代」とする事もあります。
・お参りに持参する時
「御仏前」「御霊前」「御供物料」「御花料」となります。

どの場合も、水引の下段は名前を書きます。
葬儀や通夜ではないので、薄墨ではなく黒のペンや筆書きで大丈夫です。

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さいごに

お彼岸となるとお供えやのしはどうしたらいいんだろう?と
ちょっと構えてしまいがちですよね。

ご先祖様を供養する
日本の大事な伝統行事ですので
しっかりマナーを知っていると
気持ちよくお彼岸の穏やかな時間を過ごせそうですね。

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