日焼け止めの選び方&使用の注意点まとめ・きちんと知って上手に使おう!
皆さんは、日焼け止めを選ぶ時に決め手になる効果は何ですか?
肌に優しい、とか汗で落ちにくい、とか
様々なポイントがあるかと思いますが
一番優先するのは、とにかく日焼け防止効果の高さ!という方がほとんどではないでしょうか。
日焼けしたくないからと言って、どんな時にもSPFの数値が高い日焼け止めを選んでいませんか?
実はそれは間違いです。
日焼け止めは、シーンに合わせてきちんと選んで、さらに上手に使う事で
最大限の効果を発揮してくれます。
こちらは、日焼け止めの選び方と使い方のコツのまとめになります。
よかったら日焼け止めを使う時の参考にしてくださいね。
日焼け止めの上手な選び方
日焼け止めは、シーンや肌に合わせて選ぶ事がとても大切です。
上手に選んで、あなたの肌を紫外線からしっかり守りましょう!
【シーンに合わせてSPF値を変える】
SPF値が高いものほど、UV-Bを防ぐ効果は高くなります。
しかし、高いものはそれだけ落ちにくいように作られており、肌への負担も大きいので
常にSPF値が高いものを塗ればいいというものでもありません。
選ぶ基準としては
◎日常生活(家事・近所の買い物)
SPF15~20・PA+~++
◎屋外でのレジャー・軽いスポーツ
SPF20~30・PA++~+++
◎炎天下での外出、マリンスポーツ等
SPF30~40・PA++~++++
◎かなり紫外線の強いところへ行く時
SPF40~50・PA+++~++++
が目安となります。
簡単ですが、私もこれを目安に選んでいます。
結構、的を得て良い感じです。
日焼け止めを選ぶ時の最初の基準にしてみてください。
【肌に合わせて選ぼう】
日焼け止めは、紫外線吸収剤によって日焼けを予防するものと
紫外線散乱剤が使われているものがあり、
最近では、両方が混在しているものもあります。
この二つは、どちらもメリットデメリットがありますので
肌や目的によって使い分けるのがおススメです。
◎紫外線吸収剤
紫外線を防ぐ効果がとても高いのがメリット。
SPFが高いものは大体含まれています。
白くなりにくい上に伸びやすいので、使用感の良さを上げる為に含有される事も多いです。
しかし、紫外線防止効果が高い分、肌への負担が大きいのがデメリット。
こまめに塗り直す必要もあります。
◎紫外線散乱剤
肌への負担が少なく、効果も持続しやすいので
近年「ノンケミカル」として好まれる傾向にあります。
子供用や敏感肌用日焼け止めに含まれる事が多いです。
伸びにくく、使用感がべたつくのが難点です。
どちらがいいのかは、肌質と使用感の好みにもよるかと思いますので
よく見て、サンプルなども試して選ぶようにしましょう。
【部位によって変えるのがベスト】
日焼け止めに限らず、化粧品はほとんどが顔用とボディ用に分かれていますが
ボディソープで洗顔しないし洗顔料で体を洗わないのと同じように、
日焼け止めも、部位に合わせて専用の物を使うのがいいですよ。
【テクスチャーによってメリットデメリットも】
日焼け止めにはミルクタイプ、ジェルタイプ、クリームタイプ、スプレータイプなど
様々なテクスチャーの物があります。
結局どれがいいの?!と思われるでしょうが、
それぞれにメリットデメリットがありますので
肌や シーンに合わせて選ぶようにしましょう。
◎ミルクタイプ
のばしやすく、塗りやすい。
低刺激なので敏感肌の方におススメ。
落ちやすいのが難点。
◎ジェルタイプ
さらっとしているのでベタつきが気になる方におススメ。
伸びやすく、白くならないのも大きなメリット。
保湿力は低いので乾燥肌の方にはあまり向きません。
◎クリームタイプ
保湿力の高さから、乾燥肌の方に好まれるタイプ。
落ちにくいので絶対日焼けを防ぎたい!という方はこちらがいいです。
その分、伸びにくく落としにくいので肌への負担が大きいのがデメリット。
◎スプレータイプ
気が付いたら気軽に使える上に
髪の毛や背中にも使えるのでとても便利。
手が汚れないのも嬉しいですね。
しかし、周りに飛ぶのとムラになりやすいのが難点。
コスパが悪くなりがちなのもデメリットです。
選び方だけじゃない!大事なのは日焼け止めの使用法
シーンや肌に合わせて日焼け止めを選んだら、
効果を最大限に発揮できるように、使用法に注意しましょう。
【こまめに塗り直す】
日焼け止めは、汗で流れたり服でこすれてしまって
気付かないうちに落ちたりムラになって、効果が半減しています。
SPF値の高いものを一度塗って満足せずに、
シーンに合ったものを2~3時間ごとに塗りなおすのがおススメです。
顔も体も、一旦拭き取って落としてから塗り直すのが理想ですが
特に顔はなかなか難しいと思いますので
顔にはスプレータイプの物を使ったり、化粧水で整えてから重ね塗りするのがいいですよ。
【使用量を守る】
少量を薄くのばして使うと、ムラにもなり紫外線カット効果が半減してしまいます。
正しい使用量は1×1㎝に2㎎だそうで、
顔の場合は500円玉大くらい
腕なら片方で500円玉二つ分くらいです。
ケチって少なく塗ったりせずに、適正な量を使いましょう。
また、多すぎてもベタついたり油分が多く、肌の負担になりますので気を付けましょう。
【昨シーズンの開封済みの物は使わない】
いつの間にか強くなってきた紫外線に脅威を感じて、
シーズン最初に前年に残った開封済みの物を使う方も多いと思います。
昨シーズンに開封したものは酸化が進んでいるので、肌の負担になります。
酸化したものを肌に塗るのは肌を老化させる一因ですので
もったいないとは思いますが、残った日焼け止めは使わない事をおススメします。
【SPF値は重ねても変わらない】
SPFが15のものと30のものを重ね塗りして使えばSPF45の効果が期待できる!
と思っている方は少なくないようですが
実は、重ねても効果は最大値のもの、
つまりSPF30と同等になります。
注意して下さいね。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
肌に合わせてだけでなく、
使うシーンも考えて、しっかり合うものを選びたいですね。
お読み頂きありがとうございました!