50度洗い。野菜や食材を長持ちさせる食材別の洗うコツ!

皆さんは野菜を買ってきた後はどのように保存していますか?
そのまますぐに冷蔵庫に入れて保存しますか?

50度洗いをして保存をすると格段に日持ちが違います。
今日から野菜を保存するときは50度洗いをしてから保存する習慣をつけていきましょう。

ただし何でもかんでも50度でジャブジャブと洗っていいわけではなく、食材ごとに適切な時間やコツがあるので紹介していきたいとおもいます。

前回は50度洗いの方法を書いていきました。今回は50度洗いのコツを書いていきます。

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食材別50度洗いのコツ

50度洗いにはいくつかの方法があるので食材にあわせて試してみましょう。

・浸しておくだけ
(リンゴ バナナ トマト キウイ 柑橘類 ソーセージ 魚切り身など)
 食材によっては浸しておくだけでいいものもあります。
 トマトやフルーツなど基本的に土や汚れがひどくないものは浸しておくだけでも大丈夫です。
50度のお湯に浸してにいる間に、よごれが落ち、腐敗菌が死滅します。
 未熟なバナナは追熟してて美味しくなります。また、酸化した物質もおちキレイになります。
 *イチゴやグレープフルーツなど軽くて浮いてくる物は、時々手で沈める

 

・まるごと&一枚ずつきって浸す
(キャベツ レタス 白菜など)
 球状に丸くなっているキャベツやレタス、白菜などの野菜は基本まるごと50度のお湯に浸ける。
 入りきらない場合は半分に切って浸けてもかまいません。
 *ただし、レタスは切ったところが赤く変色してくるので切らない浸けるのがベスト。
 キャベツ、レタスの表面についた汚れや虫も落としやすくなるので、生で食べたりするときは50℃洗いをお勧めします。
 *50℃洗いをしたらシッカリと水気をきって(ふき取って)、冷めたら野菜室で保存

・土を落としながら洗う
 (ほうれん草 小松菜 春菊など葉野菜 えのき カイワレ大根など)
 ほうれん草、小松菜など葉物野菜など根元に土がついたものを50℃洗いすると、水で洗うより土がよく落ちてくれて洗いやすくなります。
 一株手ずつ手でもって、お湯の中でジャブジャブと根元を洗う。
 *ハリがでて緑色も鮮やかに!

・手やタワシでやさしくこする
 (レンコン 人参 いも類 ごぼう)
 根菜類のニンジンやジャガイモは手やタワシで50度のお湯の中でやさしくこすると汚れが落ちやすくなります。
 ニンジンは追熟されて甘く美味しくなります。
 *ゴボウなど泥付きのままが日持ちするものは食べる分だけ洗うようにする。

・やさしく汚れを洗い流す
 (魚一匹 レバー きゅうり しょうが)
 魚1匹やあら、鶏レバーなど汚れているけど身がほぐれやすのは、そっとやさしく洗っていきましょう。
 水で洗うより、50度のお湯が汚れを浮かして流してくれます。

・ジャブジャブ洗う
 (もやし オクラ 鶏肉 油揚げなど)
 もやしなどはジャブジャブと洗って汚れを落としていきます。
50度洗いしたものと、しなかったものとでは日持ちが全然違ってくるので、痛みやすいもやしは50度洗いをしてから保存する習慣を。

・サッとくぐらせる
 (薄切り肉 刺身 しらすなど)
繊細な食材はザルや網にいれて50度のお湯の中にサッとくぐらせるだけでOKです。
 しらすは長く浸けてしまうと、うま味 塩分がぬけてしまうのでサッとくぐらせるだけで大丈夫です。
 新鮮な刺身は50度洗いする必要はありませんが、見切り品などのイカなどは50度洗いをすると身が引き締まって甘くなるのでお勧めです。お湯からあげたら冷水でしめるとさらに美味しくなります。

・50度をキープ
 (冷凍シーフード 冷凍肉など)
 冷凍食品を50度洗いすると、上手に解凍することができます。
 上手な解凍のコツはひたすら50度をキープすることです。温度計でお湯の温度を確認しながら、やかんのお湯で差し湯していきましょう。
 芯が少し残った状態、完全に解凍する前にお湯からひきあげましょう。

・50度未満
 (冷凍マグロのさく ハーブ類など)
 冷凍マグロのさくは50度洗いをしてしまうと表面が白くなるので、45度のお湯で浸けて芯が少し残っている状態になったら引きあげて。
 *43度以下は逆に細菌が繁殖しやすくなるので湯温には注意してくださいね。

 

まとめ

私が教えてもらって実践している、食材別の50度洗いのコツをまとめてみました。
皆様も参考にしてみてくださいね。

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