インフルエンザの感染経路は?家庭内感染を予防する方法を知ろう!

猛威をふるっているインフルエンザ。皆さんは大丈夫ですか?

インフルエンザは感染力が強いので、家族の誰か一人でもかかるとどんどん家庭内感染していって、
家族全滅…なんてことはよく聞きます。

小さい赤ちゃんや受験生がいるお家は特にインフルエンザの家庭内感染はどうしても予防したいところですよね。

インフルエンザはどのような経路で家庭内感染していくのでしょうか。

それをしっかり知って対策すれば
インフルエンザの家庭内感染を予防できるます。

実際、我が家もインフルエンザにかかった長女から家族を守りきりましたので、その時実際におこなった家庭内感染対策を交えてあります。

少しでもお役にたてるとうれしいです

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インフルエンザの家庭内での感染経路は?

まず、インフルエンザは家庭内でどのように感染していくのかを解説します。
【飛沫感染】
インフルエンザ感染原因の多くはこの「飛沫感染」と言われています。
インフルエンザに感染した人がくしゃみや咳をすると、
空気中にインフルエンザウィルスが拡散し、それを吸いこんでしまって
家庭内感染が起こります。

【接触感染】
インフルエンザに感染した人が触ったドアノブなどを触ってしまい、
そのまま顔・目・口などを触ったり手の傷口などから体内にウィルスが入っていって
インフルエンザに感染してしまいます。
また、インフルエンザ感染者の食べ残しを食べてしまったり、食器やコップの共有をしてしまうのも
家庭内感染の原因の一つです。

ここで注意点ですが、インフルエンザは発症する1日前から感染力があるそうです。
潜伏期間は1~2日。
なので、まだ症状が出ていなくても既にウィルスに感染していれば、
家族にうつしてしまう可能性があるという事になります。
ですので、インフルエンザの時期は
普段からドアノブをまめに掃除したり、残り物は食べないような習慣にしたりと
気をつけておくのが安心かもしれません。
また、インフルエンザに感染しているけど症状がほとんどでない「不顕性感染」というのもあり、
これは本人が気付かないうちに家庭内感染を引き起こす原因になります。
このことも踏まえ、インフルエンザの時期は特に気をつけて
家庭内感染対策をする事が大切です。

インフルエンザの家庭内感染は予防できる!

インフルエンザの家庭内感染を防ぐには、4つのポイントがあります。

【隔離する】
まずは、インフルエンザ感染者を隔離するのが家庭内感染を防ぐ一番の方法です。
部屋がいくつかあるのであれば、感染者はなるべく寝るのも食事も一室にこもり、
看病するママ以外の家族はあまり近づかないなどの工夫が必要です。

【感染経路を断つ】
インフルエンザ感染者を隔離しても、トイレや食事がありますから
部屋から全く出ないというわけにはいきません。
ここで、飛沫感染と接触感染を防ぐ対策が必須になります。
・感染者はずっとマスクをする
・感染者にマスクの表面を触らせない
・感染者と家族の食事の時間はずらす
・お箸や食器を共有しない
マスクは飛沫感染を防ぐのに絶対に必要です。
インフルエンザ感染者は、食べる・飲む時以外は寝る時も常にマスクを付けましょう。
また、マスクの表面にはウィルスがついていますので
マスクを着脱する時は、紐の部分を持って外し、表面を触らない事が大切です。
そして、食事の時間はマスクができませんし、咳やくしゃみはどうしても出てしまうので
食事の時間をずらして、一緒の食卓につかないようにしましょう。

【室温・湿度を整える】
インフルエンザウィルスは、
室温20度以上・湿度50%になると生存率がグッと下がると言われています。
湿度が高ければ大丈夫、と思っている方も多いですが、
実は、湿度が高くても室温が低いと感染率は上がってしまうのだそうです。
電気代節約、とエアコンをつけない方も多いですが、
インフルエンザの家庭内感染を防ぐと考えたら、
エアコンで室温20度以上・加湿器で湿度50%異常を保つようにするのがおススメですよ。

【ウィルスを除去する】
インフルエンザウィルスはアルコールに弱いそうです。
感染者が触ったところにはウィルスがついていますので、
ドアノブやトイレはアルコールでまめに除菌しましょう。
また、衣類・布についたウィルスは洗濯で除去できますので
こまめに着替えたり布団を干したりといったひと手間も重要です。

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さいごに

インフルエンザの家庭内感染を防ぐコツをご紹介しました。
家族が一人かかるとどうしてもうつってしまうことが多いですが、
しっかり対策すればインフルエンザの家庭内感染は防げます!
ぜひ参考にしてみてくださいね。

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