手羽元の血は食べても平気なのか?
手羽元の赤い血の正体は?
血がでない対処法はあるのかな?
手羽元は美味しいし安く手に入りますし、
レシピのバリエーションも豊富なのでお料理に取り入れやすい部位ですね。
しかし、厚みがあったり骨がある部分が焼きにくいため、
十分焼いたつもりなのに、中を切ると赤い血っぽくなっているのが気になってなかなか使えない…
というのが手羽元料理の難しいところ。
手羽元のあの赤い血は何でしょうか?
食べても大丈夫なのか、
血を上手く処理して手羽元を調理する方法がないか、
手羽元の血に関する事をまとめてみました。
これで手羽元の血についての疑問や不安をスッキリ解決して
晩ご飯のおかずにぜひ手羽元を取り入れてみてください!(^^)
手羽元の赤い血の正体は一体何?食べても平気なのか知りたい!
手羽元をしっかり焼いたつもりでも、
中を切ると赤い血のような液体が出てくる事があります。
実はこれ、「骨髄液」といい、血ではないそうです。
骨の中にあるため、加熱していくとジワジワと滲み出てくるのですが、
熱で固まると茶色~黒色の、血合いのような見た目になります。
手羽元の骨までしっかり火が通れば、骨髄液はそれ以上出てくる事はありませんし、
血ではないので食べても問題ないものです。
むしろ、骨髄液には旨みの元が詰まっているそうですよ。
手羽元の骨に沿って赤く液体がついているのは、血ではなかったのですね。
でも、(私もそうですが)
「大丈夫と分かっていても赤いのは心配になる」
「子供に食べさせるから不安にさせたくないし、できるなら取り除きたい」
「人に出す時に生焼けと思われたくない」
という方もいると思いますので、
続いて手羽元の赤い血のような部分を防いで調理するコツをご紹介していきます。
手羽元の血を防いで上手に調理するコツは?
手羽元の赤い血っぽさを防ぐためには、下処理が大事になります。
いくつかコツがありますのでご紹介していきますね。
【手羽元を常温に戻してから調理する】
冷蔵庫に入れていた手羽元は骨までしっかり冷えています。
それをそのまま焼くと、周りは焼き上がったのに骨の周りの肉や骨にしっかり火が通らず
生焼け、もしくは骨髄液が赤い状態で流れ出てくる状態になってしまいます。
焼き続けても周りが焦げていってしまっては台無しですよね。
焼き上がった後に電子レンジで内部を加熱する方法もありますが、
常温に戻しておけば中までしっかり火が通りやすくなるので、
ぜひ試して欲しいひと手間です。
冷凍していた手羽元はしっかり解凍してから使い、なおさら気を付けましょう!
【骨に沿って切り込みを入れる】
切り込みを入れると中まで火が通りやすくなります。
骨に沿って入れるのがポイント。
キッチンバサミでやれば簡単・時短ですよ。
【水洗いをする】
気になる方は手羽元の切って開いた部分を水洗いしましょう。
臭みや血を洗い流せます。
しかし、水洗いした時の水が跳ねたりして、そこから食中毒が起きるのが心配という声もあります。
洗う時は、水がはねないようにボウルの中で静かに済ませるのがおススメです。
【下茹でする】
沸騰したお湯で10~15分ほど茹でると安心です。
煮込み料理はいいですが、唐揚げやグリルの場合は
周りに火が通りすぎないためにも、下茹でした方が美味しく頂けますよ。
下茹でしても気になる赤い部分があれば、水洗いか取り除くかしましょう。
さいごに
手羽元の赤い部分は、どうしても気になってしまいますよね。
大丈夫と知っていても、いざ赤いとぎょっとしてしまう事も(笑)
下処理等のひと手間で手羽元の赤い部分が気にならなくなるので(軽減)試してみる価値ありですよ!
皆さんもぜひ手羽元をお料理に取り入れてみてくださいね。