先日、「この差って何ですか?」というテレビをみました。
冷え性に悩む方にはお馴染みのショウガの差を紹介していて
きになったので、忘れないように
「体が温まるショウガの調理方法」と「体が温まらないショウガの調理方法」の差
をまとめてみました。
ショウガ料理で体温の上がりに差が?!
体が温まるショウガ料理とは?
体が温めるショウガ料理、温まらない料理を詳しく紹介していたのは
食品医学研究所 医学博士 平柳 要先生。
・体が温まるショウガ料理と温まらないショウガ料理の差
体が温まるといわれている商品も
調理方法によっては体が温まらない場合もあるそうです。
Q、どんな調理方法が一番体が温まるか?
一般的な5つのショウガ料理で比べてみます。
1、おろしたショウガを生のままお湯にいれる=ショウガ湯
2、おろしたショウガを豚肉にもみこみ焼く=ショウガ焼き
3、おろしたショウガを生のままのせる=厚揚げ
4、千切りにしたショウガをご飯と炊く=炊き込みご飯
5、スライスしたショウガをイワシと煮る=イワシの煮付け
この5つの料理を食べて、どれが一番温まるのか?
冷え性に悩む40代女性に、2時間おきに5品食べてもらい検証してました。
*どの料理にもショウガの量が10gになるように調節して料理。
そして、食後すぐに体温「の変化をサーモグラフィーカメラで測定!
15分後には驚きの結果がでたのです!
4つの料理はほとんど体温が上がっていないのに対し
ある一つの料理には体温が上がり体が真っ赤になっていました。
その、ある一つ料理だけは一時間後も体温は上がったままだったのです。
はたして、5つの料理のうち、唯一体温が上がったのはどれ?
(*体の温まり方には個人差があります)
答え
唯一体が温まった料理は「炊き込みご飯」です
では、なぜ炊き込みご飯を食べると体が温まったか?
それは、ショウガに含まれているショウガオールという成分がお腹周りの血流を高め
持続的に体を温めるから。
ただし!
生のショウガにはほとんど含まれていないのです。
ショウガオールを引き出すには2つの条件が必要なんです。
ショウガオールを引き出す条件
1、約100℃で加熱
2、約30分じっくり加熱
この2つの条件が必要。
炊き込みご飯は約100℃で30分ほど加熱するので条件を満たしたので
しっかり体を温めることができ体温が上がった。
他の厚揚げやショウガ湯はショウガの温度が100℃に達していないので
ショウガオールを引き出せていない。
逆に。ショウガ焼きは100℃をはるかに超える温度で加熱するので
ショウガオールが壊れてしまい、体が温まらなかったのです。
イワシの煮付けは100℃程の温度でじっくり加熱しているのに
なぜ効果が現れなかったのか?
魚の煮付けはショウガオールはしっかり出てはいたが、煮汁に成分が溶けだしてしまっていたので
ショウガオールの成分をあまりとる事ができなかったので、そのため体温が上がらなかった。
ところが!
炊き込みご飯以上にショウガオールを最大限引き出す
究極の調理方法があったのです!
それは!
・・・
・・
・
ウルトラ蒸しショウガとは?作り方は?
炊き込みご飯以上にショウガオールを最大限引き出す
究極の調理方法は
ウルトラ蒸しショウガ
[su_note note_color=”#effdfc” radius=”5″]ウルトラ蒸しショウガは炊き込みご飯より多く
「ショウガオール」を引き出せるのです
[/su_note]
作り方は簡単!!
[su_note note_color=”#effdfc” radius=”5″]ウルトラ蒸しショウガ作り方
1、市販のショウガを皮が付いたまま厚さ約1~2mmにスライス
2、蒸し器になるべく重ならないように並べ約30分蒸す
3、蒸しあがったらバットなどに並べて、天日干しは約1日 室内は約7日干す
[/su_note]
この工程で完成です。
では、このウルトラ蒸しショウガはそのまま食べると辛くキツイので
オススメの食べ方を紹介。
ウルトラ蒸しショウガを細かく刻んだのを厚揚げにのせて食べる。
ウルトラ蒸しショウガをお湯にいれてショウガ湯にして飲む
先ほどの体が温まらない料理も「ウルトラ蒸しショウガ」を入れると
効果が得られる!
*食べすぎると胸やけやお腹を下す場合があります。
適量(1日約2g程度)を守って摂取してください。
他に、サラダにトッピングしたり、味噌汁にいれるのもオススメ。
さいごに
何年か前ですがショウガオールが出てきて
「ウルトラショウガ」が話題になりましたが
今度は「ウルトラ蒸しショウガ」
自分でつくるのはちょっと大変そう(自分の性格的に^^;)
ショウガオールがテレビで紹介されてから
ウルトラショウガの商品がドバーっと出てきたので
商品化を期待^^