新年には、初詣に行かれる方も多いと思います。
お正月で気持ちも新たになり、気分が上がりますが、
神様の前で一年の無病息災を願う時。
お参りではマナーを守って、礼儀正しくしたいものですよね。
そこでこちらでは、お参りにおけるマナーをまとめました。
また、「お賽銭はいくらいれたらいいの?」という方も多いかと思うので、
せっかくなので「縁起がいいお賽銭の金額」についても書いてあります。
初詣できちんとマナーを守れていると美しく見えますし、
一年のスタートが気持ちよくきれそうですから、
しっかり頭に入れてお参りしたいですね。
よかったら読み進めて参考にしてください。
初詣でのマナーは?正しい方法が知りたい
初詣におけるマナーは、神社と寺院によって若干違います。
神社に行かれる方が多いと思いますので、
こちらでは神社のお参りの場合をまとめました。
【入口】
神社に入る前に衣服の乱れを整えます。
そして一礼してご挨拶。
【鳥居】
初めてお参りをする神社の場合は右足からはいってくぐります。
初めてではない場合は左足から。
くぐったら、参道を歩く時は真ん中を避けて下さい。
道の真ん中は神様の通り道です。
左右どちらかに寄って歩きましょう。
【手水舎】
1:右手に柄杓を持って左手を洗います。
2:つぎに左手に持ち替えて、洗い清めます。
3:また右手に柄杓を持って左手に水をためて口をすすぎます。
この時、柄杓に直接口をつけるのは厳禁ですので注意してください。
4:左手を清めます。
5:柄杓を立てて、柄の部分に水を沿うように垂らして洗います。
【参拝】
1:お賽銭を入れます。
2:鈴を鳴らします。
これは音によって神様を呼び、また邪気を払うといわれていますので、
きちんと鳴らすようにしましょう。
3:二礼二拍手一礼を行います。
【帰る時】
鳥居をくぐる時は境内の方に向き直って、
軽く会釈をしてご挨拶しましょう。
最後まで神様への敬意と感謝の気持ちを忘れてはいけません。
また、帰りも参道や鳥居の真ん中を歩くのは避け、
端を通るようにしてくださいね。
お賽銭で縁起を担ぐ!いくらがおすすめ?
お賽銭は基本的にいくらでもよいのですが、
みなさん縁起を担いでいろいろな金額を選んでおられるようです。
いくつかご紹介しますね。
使用する硬貨ですが、穴があいていて先を見通せるから縁起が良いとのことで
一般的に、5円玉や50円玉を入れる方が多いようです。
5円だけという方もいますが、もし金額を増やしたい場合は
こちらを参考にしてみて下さい。
5円玉×1枚(5円):ご縁に恵まれますように
5円玉×2枚(10円):重ね重ねご縁がありますように
5円玉×3枚(15円):十分ご縁がありますように
5円玉×4枚(20円):良いご縁がありますように
5円玉×5枚(25円):二重にご縁がありますように
5円玉×8枚(40円):末広にご縁がありますように
5円玉×9枚(45円):始終ご縁がありますように
50円玉×1枚(50円):五重のご縁がありますように
5円玉×23枚(115円):いいご縁がありますように
5円玉×83枚(415円):良いご縁に恵まれますように
等々。
すごい数の組み合わせですね!!
語呂も、よくこんなにあるなぁ…というくらい、たくさんです。
すべて5円玉で用意する方もいますが、
お財布を覗いて、5円玉がたまたま23枚あった~!
なんて方…
そうそういませんよね(笑)
ですので、その時にある金額で用意すれば大丈夫です。
また、すべて5円玉である必要はなく、他の硬貨を混ぜても平気です。
しかし、10円玉だと遠縁(とお=10)になってしまうと言われています。
50円玉も使って、うまく組み合わせられるといいですね。
また、縁起が悪いと言われている組み合わせもありますので、
気になる方は避けた方がいいでしょう。
10円玉×1枚(10円):遠縁(とお=10)になってしまう
5円玉×13枚(65円):ろくなご縁がない
5円玉×17枚(85円):矢継ぎ早なご縁
5円玉×19枚(95円):苦しいご縁に合う
500円玉×1枚(500円):これ以上の効果(硬貨)はない
等です。
同じ10円でも、5円玉2枚と10円玉1枚では
考え方も変わるのですね…。
語呂合わせで縁起を担ぐというのが
なんとも日本人らしい慣習だなと思います。
しかし、あまり固く考えて気にしすぎずに、
楽しむ心も必要かもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか。
初詣のマナー、きちんと知らなかった!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は、お賽銭の語呂合わせは「こんなにパターンがあるのか!」と、びっくりしました。
でも、あらかじめ決めずに、
いくら入れようかな~と考えながら
お財布にある金額で語呂合わせするのも楽しいのではないでしょうか。
一年の幸福・健康の祈願ですから、マナーを守って、楽しく初詣したいですね。