毎年冬至とになると南瓜を食べますよね。でも、夏至に食べるものってあまり聞かないですよね。
何か特別に食べるものはないのか気になりますよね。
ぜひ、昔からの風習を次の世代にも伝えていきたいものです。
冬至には南瓜を食べるけど夏至に食べるものって何かないの?
・夏至とは
夏至は1年で最も昼の時間が長く、最も夜が短い日のことですよね。6月21日というと、梅雨のまっただ中ですが、暦的には、夏ど真ん中なんですね。不思議~。
冬には冬至という日がありますが、夏至とは反対に1年で最も昼の時間が短くなる日です。1年で最も昼の時間が長い夏至から、だんだん昼が短くなっていき、冬至に一番短くなります。
そして、そこからまた昼が長くなっていき、夏至に一番長くなる、というサイクルになっているんです。
・夏至に食べるもの
地域によっ違うこともあるようですが、一般的にはです。他にはタコ、いちじく田楽、半夏生(はんげしょう)うどん、焼きサバなどなど…。
冬至に南瓜を食べる理由、夏至には・・・?
・冬至に南瓜を食べる理由
南瓜を食べると体が温まり、免疫力がアップします。寒くて長い冬を越せるように食べ始めたことが始まりだと言われています
また、風邪の予防に向いていて、長生きできると言われていたからです。
・夏至には何を食べる?~一般的な冬瓜~
冬という漢字が使われているのですが、立派な夏野菜です。水分量やカリウムも多いので、体のほてりと取り除いてくれ、むくみも改善してくれ、夏バテにはもってこいの食材です。
・大阪府~タコ~
タコの足は一度くっつくと、なかなか離れないですよね。田植え後の稲も、このタコの足のように大地にしっかりと根づいて育ってほしい、という思いからうまれた風習となっています。大阪とタコって、まさにピッタリですね。
・愛知県~いちじく田楽~
愛知県では夏至の日にいちじく田楽を食べる地域があるようです。生のいちじくを半分に切り、田楽味噌を塗ってオーブンで焼き上げたものです。
いちじくは不老長寿の果物と言われているので、健康で長生きするよう食べたんですね。
・香川県~半夏生うどん~
香川県では半夏生(はんげしょう)うどんを食べます。昔、麦の刈り入れや田植えが終わる半夏生の頃(7月2日頃)に、収穫後の麦でうどんを作り、農作業を手伝ってくれた人たちに振る舞ったのが、始まりです。
うどん県と呼ばれている県なので、ぴったりですね。
・福井県~サバ~
福井県では焼いたサバを食べます。元気に田植えを乗り切るために、栄養価の高いサバを食べる風習があったんですね。これは昔、大野藩のお殿様が、田植えを頑張る農民たちにサバを食べるよう進めたことが、きっかけになっています。
まとめ
夏至には一般的には冬瓜を食べるんですね!次の夏至からは食べて、健康を祈りたいですね。また、地域によって食べるものも違うようです。
大阪や香川に関しては、その食べ物が好きだからそのようになったのではないか?と思いましたが違うようですね。
地域によって違うとは面白いです。