お中元とお歳暮は、社会人としては必ず覚えておきたいものです。
社会人になってこのような感謝の挨拶が出来ないと恥をかいてしまいます。しかし、どのような品物を贈るのか、またいつ贈るべきなのかというのは、社会人になり立てだと中々分からないと思います。
あなたが恥をかかないように、社会人なら必ず覚えておきたい、お中元やお歳暮の贈り方についてご紹介します。
お歳暮とお中元の贈る時期
・お歳暮とお中元の時期
お歳暮は年末に贈ります。具体的には11月中旬から12月20日までには贈るのが一般的です。
お中元は夏に贈ります。具体的には7月15日までに贈るのが一般的です。
・のしの基本マナー
お中元に使う水引のデザインは、紅白の蝶結びを使います。
それと、のしの上段には御中元と書きましょう。
中にはのしをつけてくれる業者もありますが、つけてもらえなかった場合には自分でつける必要がありますし、覚えておきましょう。
7月15日以降に、お中元を贈る場合には、書中御見舞と書きましょう。
ただし、目上の方にお贈りものするのし書きは暑中御伺と書きます。
お歳暮は贈る時にも、お中元と同じように紅白の蝶結びの水引を使います。
上段には御歳暮と書き、会社の取引先の方にお歳暮を贈るならば、下段に社名と代表者の氏名を書きましょう。
基本的にお歳暮にはのしをつけますが、魚や肉などの生物など、のしをつけなくてもいい品物もあります。
その点はお店の方と相談しながら臨機応変に対応してください。
お歳暮を贈り方としては、風呂敷に品物を包んで相手方の元まで持参するのが正式なマナーですが
先方の都合が分からない場合も多いので、宅配便で贈る方法が今では主流となっています。
相場や贈るもの
・相場
お中元よりもお歳暮のほうが大事で、値段も高いです。
お中元の相場は3000〜5000円で、お歳暮はお中元よりも2〜3割高いものを選びましょう。
また、お世話になっている方や会社の方には5000円前後の少し高いものを送るようにしましょう。
・贈るもの
使ったり食べたりする消耗品が好まれています。
お中元は暑い時期なのでそうめん、ビール、フルーツ、ジュース、ようかんなどのさっぱりとしたものが好まれています。
お歳暮は寒い時期ですし、お正月に家族で集まって食べることもあると思うので
かに、ふぐ、しゃぶしゃぶなどの鍋物が好まれます。
また、一年を通して食器用洗剤や洗濯用洗剤などもどのご家庭も使うものなので好まれますね。
まとめ
お歳暮やお中元は一見難しそうに見えますが、一度マナーのポイントを覚えてしまえば意外と簡単に思えてきますね。
ぜひ、立派な社会人だと思われるようなしっかりとしたマナーでお歳暮やお中元を迎えましょう。