今日の 「助けて!きわめびと」は
【腸~スッキリ!便秘解消大作戦】
多くの人が悩む『便秘』
女性に多い悩みと思われがちな便秘ですが、実は男性もひと事はないのです!
歳をとるにしたがって男性も便秘に悩む数が増えてくるのです。
そこで、便秘の苦しみから逃れる為にしているその便秘対策は正しいの?
・食物繊維をたくさんとる(ウソ?ホント?)
↓
正解は△
・排便の記録をつける(ウソ?ホント?)
↓
正解は×
本当に効果がある対策はなに???
便秘対策のウソ?ホント?を徹底検証!
というのが冒頭の流れで・・・気になっちゃいますよね?^^
気になって観ちゃいました。
便秘の基礎知識
番組では、便秘外来の医師 松生 恒夫 さんが出ていました。
・冬場になると便秘が増える?
↓
冬は腸の動きが鈍くなって便秘の方が増えてくる
『便秘の基礎知識』
どうして便秘がおこるのか?
口から入った食べ物は胃→小腸→大腸→などを通り便となって肛門からでます。
便秘の多くは大腸に便が詰まった状態。
本来、食べたものが大腸に到達すると、それに気づいた腸が壁を収縮させて先へ先へと食べ物を送り出す。(ぜん動運動)
蠕動運動は筋力の低下やホルモンバランスの乱れによって鈍ってしまいがち。
筋力の低下やホルモンバランスの乱れ(ぜん動運動の低下原因)
その結果、便秘を引き起こしてしまいます。
便秘を解消する為には、本来のぜん動運動の動きを取り戻す必要があるのですが
意外とそれを知らずに、
間違った対策、適切ではない対策をしているケースもある!
(便秘対策には間違った対策も?)
便秘対策 勘違いチェック
便秘には朝水が良い
・「朝コップ1杯の水を飲む」(ウソ?ホント?)
↓
答え 〇
朝は空腹状態で水を飲むとぜん動運動が起きる。それが「大ぜん動運動」につながって排便につながる。
大ぜん動運動は水を飲んだり、食事をしたりした時によく起こる。
その動きによって内容物がお尻の所まで届くと便意を感じようになる。
大ぜん動運動は、お水飲んで食事をして、だいたい20~30分後くらいに起きると言われています。
その起きる時間も10~20分位しかおきないので、そのタイミングを逃さないようにするのが大切。
便秘解消には食物繊維が良い
・「食物繊維たっぷりの食事」(ウソ?ホント?)
↓
答え △
食物繊維を多くとる事は良いことなんですが、食物繊維は「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」があります。
偏った食物繊維、不溶性食物繊維をたくさんとってしまうと逆効果になることもある。
*不溶性食物繊維は便通には有効ですが、便秘の人にとってはとりすぎには注意が必要。
消化されずに大腸まで届く不溶性食物繊維には便のかさを増やす作用があり、そして腸を刺激してぜん動運動を促す。
しかし、すでに便秘の人にとては思わぬ落とし穴が。そもそもぜん動運動の機能が低下しているため、便のカサが大きくなりすぎると
スムーズに便が進まなくなる。大腸内に長時間とどまった便は腸に水分をどんどん吸収されて便が硬くなってしまい、更にひどい便秘を引き起こすおそれがある。
・玄米は不溶性食物繊維が非常に多い(腸の具合が悪い人にはあまりおすすめ出来ませんと先生は言ってました)
ポイント=不溶性食物繊維は消化に悪く腸の中で詰まってしまうことがある
水溶性食物繊維は水に溶けてゲル状になるので、大腸い運ばれて水をひっぱってくれるのでお通じを軟らかくしたり滑りよくしてくれるので、水溶性食物繊維は非常に重要な訳です。
ポイント=水溶性食物繊維は便を軟らかくし 滑りをよくする
ヨーグルトは動物性乳酸菌で、これはどちらかと言うと食物性乳酸菌に比較すると胃液や腸液で死にやすいため、大腸に届きにくい乳酸菌でもある。
比較的、食物性乳酸菌と比べると効果がやや弱いと言われています。(と先生は話されていまし)
ポイント=ヨーグルトは食物性乳酸菌に比べ 大腸に届きにくい
ただ、健康な腸の人が、腸の健康を保つためにはヨーグルトは良い
ポイント=腸内の善玉菌を増やし 腸内環境をよくする
まとめ 食物繊維を取るには「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」の二つの食物繊維をバランス良くとる事が大切。
きわめびと おすすめの食物繊維たっぷりの朝食メニュー
・もち麦ご飯(水溶性食物繊維が多い)
もち麦:米=1:2で炊くと美味しく食べられます
・納豆 大豆は不溶が多い食物ですが発酵させると水溶性食物繊維が多くなってくる
水溶性食物繊維のほかポリアミン 納豆菌も豊富
ポリアミンは食物繊維と同じ作用がある
・なめことワカメみそ汁
なめことワカメも水溶性食物繊維が多い。味噌には食物性乳酸菌が多いので善玉菌をふやして腸内環境をよくしてくれる。
・お漬物
長く漬けた発酵させたものは食物性乳酸菌が豊富
すぐき という京都のお漬物は腸にとって非常に良い!と研究などでわかっている。
キムチ=キムチも食物性乳酸菌が多いので良い
まだまだある先生のおすすめ食材を紹介。
それは・・・
「エクストラバージンオリーブオイル」
大腸まで届き 便の滑りをよくする
エクストラバージンオリーブオイルを多めにたくさん食べた場合に大腸を刺激してうまく排便につながる。
「大腸を刺激して排便につながる」
「一時的に多くたべると、それが小腸で吸収されないで大腸に行っちゃう、それが食べ物のカスと混じって滑りをよくしてくれるので非常に効果的なんです」(先生談)
「イタリアではテイースプン1杯を子どもが便秘のときに飲ませる」
「そうするとお通じに良い訳です」
たくさんとると太るので注意!
1日大さじ1~2杯目安
排便の記録をつける
・「排便の記録をつける」(ウソ?ホント?)
↓
答え ×
「毎日出さなければいけない」と神経質になることがいけない
毎日ださなければという思いがありますが・・・
ポイント=週3回出て快適なら心配ない
ポイント=ぜん動運動はストレスや緊張で動きが鈍くなってしまう
ポイント=ぜん動運動はストレスや緊張で動きが鈍くなってしまう
便秘日記よりも食べ物のにをつけたほうが、いろんな食物繊維のバランスをチェックできるので良いと思います。
ポイント=食べ物の日記をつけるのはOK
ポイント=週3回出て快適なら心配ない
便秘薬を毎日飲み続ける
・市販の便秘薬を毎日飲み続ける(ウソ?ホント?)
↓
答え ×
市販の便秘薬は刺激性便秘薬に含まれる、センナ、ダイオウ、アロエが代謝されて大腸内で黒く沈着(大腸メラノーシス)し、大腸のぜん動運動を弱らせる原因にもなってしましい、便秘対策しては逆効果になってしまいます。
お薬をやめて1年位で腸の環境もよくなっていきます。
ただ、急に飲んでいる下剤をやめてしまうと、お通じが出なくなってしまうことがあるので、(いろんな食材を組み合わせながら)薬徐々に減量していくと良い。
ポイント=薬は急にやめずに徐々に減量
市販の便秘薬は、辛い時や苦しい時に時々服用すといい。
1週間飲んでも効果がない時には、専門の先生に診てもらったほうが良い
ポイント=急な便秘が1か月ほど続いたときは医療機関を受診する
さいごに
おさらい
対策1 朝 起きたらコップ1杯水を飲む
対策2 食物繊維は水溶性と不溶性をバランスよくとる
不溶性食物繊維ばかりでは便秘を悪化させる可能性あり!
対策3 ストレスや緊張はぜん動運動の大敵!リラックスすることを心がける
対策4 市販の便秘薬で効果なければ医療機関を受診しよう
腸のぜん動運動が大事なようですね^^
もち麦がまたスーパーからなくなりそうで心配です・・・^^;