時々、メディアで話題にあがる「８時間ダイエット」。
もうトライ中の方もいるのではないでしょうか？
この８時間ダイエット、
「なにを食べてもいい」「間食OK」「激しい運動なしでいい」
と、メリットばかりが注目されて間違ってはじめがちで、
「失敗した」「全然痩せない！」という結果になる方もいるようです。
成功させるにはポイントを押さえて取り組むべきです。
こちらでは、８時間ダイエットを成功させるための
「血糖値」コントロールの重要性をまとめました。
ダイエットするなら効率よく、また、効果をしっかり出したいですよね。
よかったら参考にしてみて下さい。
ダイエットと血糖値の関係は？
『ダイエットと血糖値の関係って？』
血糖値とは、血液内にある糖分(ブドウ糖)の濃度の事です。
食べ物から糖分を摂取すると濃度が上がるため、
それを下げようとしてインシュリンホルモンが分泌されます。
このインシュリン、厄介な事に余分な糖分を脂肪にかえて体に蓄えてしまうのです。
血糖値が急激に上がれば、それだけインシュリンが大量に分泌されるのですが
そうなると体内では、エネルギーとして使いきれない糖分は過剰になっている上に、
それを脂肪として蓄積しようとインシュリンが働いてしまうという事が起こります。
ですので、血糖値が急激に上がり下がりする事はダイエットにおいて大敵、
防ぐべき事になるのです。
以前、｢低インシュリンダイエット｣が流行りました。（今も？）
血糖値を緩やかに上げる食材や食べ方をして、
インシュリンの分泌を少なく押さえようというダイエットです。
とても理に適っていますし、
実際私もそれで2キロほど痩せた事があります(笑)
ダイエットと血糖値は切っても切れない関係にあるのですね。
8時間ダイエットと血糖値はどう関係するの？
『8時間ダイエットと血糖値はどう関係するの？』
まず、８時間ダイエットの基本は
・一日の食事を８時間以内に済ませ、残りの16時間は水分のみで固形物を食べない
(10時に食べたら最後の食事を18時に済ませる)
というものです。
効果を上げるために
・一日8分間の有酸素運動を取り入れる
・8種類のスーパーフードの中から一日2種類を食べる
を取り入れることも推奨されています。
この決まりを守り、食べていい時間帯は好きなものをなんでも食べていいんだ！
と勘違いされる方がいます。
しかし、8時間内はOKとはいってもドカ食いして摂取カロリー過多では意味がありませんし、
16時間食べていないとなると、最初に食べるものが肝心になります。
空腹時に、急に炭水化物やジュースなどの糖質の高いものから食べると、
血糖値が急上昇してしまいます。
これではせっかくの8時間ダイエットの効率が悪くなってしまいます。
空腹の16時間を耐えて取り組んでいるんですから、
成功させるために血糖値のコントロールをした食べ方をしましょう！
８時間ダイエット成功のために血糖値コントロールを！
『８時間ダイエット成功のために血糖値コントロールを！』
では、血糖値の急激な上昇をさせないための食べ方を紹介します。
【低GI値の物を食べるようにする】
これは、先程触れた低インシュリンダイエットで推奨される食材になります。
例えば、
白米より玄米、
根菜類より葉物類、
うどんよりおそば等。
びっくりするのが、うどんよりパスタの方がGI値は低い事です。
カロリーとは違う観点だからです。
制限する！という感じではないのでダイエット中でも食事にメリハリがついて嬉しいですね。
ちなみに、焼酎などの蒸留酒なら、お酒もOKです！
お酒好きな方、特に男性にもありがたいことですね(笑)
【食べる順番に気をつける】
一番に食べるのが糖質だと、血糖値は急上昇してしまいます。
おススメの食べ方は
野菜・海藻類・きのこ類→肉や野菜などのタンパク質→炭水化物などの糖質
になります。
野菜などに含まれる食物繊維は糖分の吸収を抑えてくれますし、
空腹感が少し満たされてくるので、炭水化物を食べ過ぎなくて済みますから一石二鳥です。
【糖質を減らす】
8時間ダイエットが、極端な制限がないダイエットだといっても、
やはり食事に気をつければそれだけ効果も上がります。
糖質を全部抜くのはよくありませんが、
ご飯やパン類、お菓子などの糖質は少し減らすくらいがいいでしょう。
まとめ
８時間ダイエットは、難しいカロリー計算もなく
こまごましたメニューの決まりもなく
とてもシンプルなダイエットと言えます。
男性にも取り組みやすい内容ですね。
しかし、シンプルなものほどポイントを押さえていないと
失敗したり効率が悪いものです。
ダイエットに重要な血糖値コントロールをして、
８時間ダイエット、頑張って成功させてください！
