成人式での着物のマナー!着崩れの原因と対策方法まとめ

成人式を控えている、もうすぐ新成人のみなさん、

おめでとうございます!

成人式には、毎年多くの方が振袖で参加されますね。

成人すると大人と認められる…と分かってはいるけど、
まだ実感は沸かないのではないでしょうか?!

でも世の中はあなたを「一人の大人」として見るようになります。

いいことも悪いことも、
自らの行いも振る舞いも、
すべて自分の責任になるのです!

そんな中で、着なれない着物を着ているのに、マナーをしっかり守れていたら

「おっ、この子すごいな!」

と一目置かれちゃうかもしれませんね!

成人式は大人への登竜門のようなものですし、
お友達とワイワイできますし、
着物を着てテンションも上がるでしょう。

でも、せっかく振袖を着る機会です。

ハメを外しすぎずに、美しい所作で過ごしてみませんか?

着物での所作なんて…できるのかな?と不安に思うかもしれませんが、
なにも難しい事ではありません。
いつもの動きに少し気をつければ大丈夫です。

そこで、マナーや動き方、
着崩れ対策などをまとめましたので

ぜひ読み進めて参考にしてみてください!

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着物での動き方!基本的な着物のマナーは?

せっかく着物を着ているんですから、
所作に気をつけて、素敵に振る舞いたいですよね。

気をつけるべき基本的なマナーをまとめます。

・歩き方

膝同士を擦るようにやや内股で歩きます。
大股で歩いたり、走ったりすると上品に見えません。

裾がめくれて足首が見えないように、小股を心がけましょう。

・手を上げる時

肘が見えてしまうと見ている方も目のやり場に困ります…。

脇をしめて、もう片方の手で
手首あたりで袖をおさえましょう。

・階段の上り下り

着物は裾が長いので、そのまま上がり降りすると
踏んで転びかねないので危険です。

上前を軽くつまんで持ち上げて、足元に余裕を作りましょう。

この時、ふくらはぎが見えるくらい持ち上げると美しくありません!

気をつけて下さいね。

・物を拾う時

洋服の時のようにしゃがんでしまうと
袖や裾を擦って汚してしまいます。

両方の袖をまとめて片手に持ち、
上前を持ち上げて腰をおとして拾います。

この時、右足を後ろに引くとしゃがみやすいですよ。

洋服だと、簡単にやっている動作が着物だと大変ですね。

でも、「ゆっくり、しとやかに」を心がけていると
自然とできると思いますよ。

着崩れ対策!着物で成人式を楽しく過ごそう!

着物は、動き方ひとつで着崩れ方がかなり違ってきます。

着慣れている方は、着物での所作になれているので
大きく着崩れずにキレイに着こなしていますよね。

でも、普段の動きの中で着崩れやすい動作がありますので、
そのポイントを押さえて対策していけば
大丈夫!あなたもキレイに着られます!

ひとつずつ説明しますね。

・椅子に座る時

椅子に腰かける時は、背筋を伸ばして浅く座りましょう。

深く座ると、背もたれに帯が当たって形がつぶれてしまったり、
着崩れの原因になります。

足を組むのはもってのほか!

背もたれによりかかるのも我慢です!

・車に乗る時

洋服の時は、足から乗ってかがんで車内に入りますよね。

そうすると袂が広がりすぎて着崩れてしまいます。

まずはお尻をシートにつけて、袂を持って
お尻を軸にくるっと90度回って足を車内に入れましょう。

降りるときはこの反対です。

車の中でも、シートに寄りかかるのは厳禁ですよ!

・トイレの時

着物の裾を一枚ずつ持ち上げて、帯の上に挟み込みます。

長襦袢も一枚ずつ挟みます。

最後に肌襦袢も挟みます。

必ず、一枚ずつめくって挟んでください。

三枚同時にはさんだり、スカートみたいにたくしあげたりしないでください。

これが一番着崩れやすいので、要注意です。

正直、結構時間がかかりますので、

トイレには余裕を持っていきましょうね。

そして、特にトイレの時は、着崩れだけでなく汚れてしまわないか心配になりますよね。

便利な「着物クリップ」というものがありますので、
ひとつ持っていると安心ですよ。

袖や裾を挟んでおけるので楽にトイレに行けますし、手も洗いやすいです。

着物用なので跡もつきにくくなっています。

着物をレンタルされる場合は、お店で一緒に貸してもらえる事があるようなので、
聞いてみるといいかもしれませんね。

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さいごに

いかがでしたか?

振袖を着るのは楽しみでもあり、
着慣れないからちょっと不安…という方もいるのではないでしょうか?

ちょっと気をつけて、大和撫子気分で振る舞えば
結構大丈夫ですよ!(笑)

頑張ってください!

成人式、素敵な思い出になるといいですね☆

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