小さな子供とのバスタイム・・・
それは、寝かしつけ・食事に次いで
多くのパパ・ママの頭を悩ます事ではないでしょうか。
子供の服を脱がせて、体を洗ったり、髪を洗ったり、
また、遊びにつきあったり、
溺れたりしないかと常に気を配っていなくてはいけないし。
ただでさえ大変なのに、
お風呂が嫌い!というお子さんは意外と多いもので、
嫌がるお子さんをムリヤリお風呂に入れているとか、
毎日バスタイムになるとうんざりしてるとか、
イヤイヤ期も重なって、もう手がつけられないとか・・・
考えただけでげんなりしそうな話をよく聞きます。
子供って、なんでお風呂が嫌いなんでしょう?
理由を知れば、お風呂嫌いを治せるのでは??
そこで、子供がお風呂を嫌がる理由を探り、対処法をまとめました。
克服できれば、毎日のバスタイムがとても楽しくなりますよ。
ぜひ参考にしてみて下さい!
なぜお風呂が嫌いなの?理由を知れば、対処できる!
そもそもなんでお風呂がイヤなんでしょう?
考えられる理由として大きく分けて4つあります。
1 痛い・怖いなど嫌な思いをした
2 熱い・寒いが不愉快
3 シャワーが嫌い・怖い
4 遊んでいるのを中断させられるのが嫌・面倒くさい
これらは、他のママの意見を聞いたり、
今でもたまにお風呂を嫌がる5歳と
お風呂イヤ期真っただ中の、もうすぐ3歳になる我が子達に聞いてみた上での意見なので、
そこそこ核心をついているのではないかと思います。
ここに、イヤイヤ期が重なったり、
眠くて機嫌が悪かったり、
お気に入りのパジャマが洗濯から乾いていなかったりなど、
細かいご要望が満たされないゆえの爆発があったりしますが、
ベースにあるのはおそらくこのような感情のようです。
思い返してみると、
お風呂の前にテレビを見てると全然入りたがらないな・・・とか、
そういえば、シャンプーが目に入って痛いって泣いた事があったな・・・とか、
なんとなく、心当たりがあるママ・パパも多いのではないでしょうか?
では、原因がわかったところで、早速対処法を見ていきましょう!
お風呂嫌い克服!実践法4選
まず、
1 痛い・怖いなど嫌な思いをした
ですが、
体をタオルでゴシゴシ洗われるのが痛い、
シャンプーが目に入って痛い、
服を脱いで裸になるのが不安で怖い、
お湯やシャワーを出す音が怖いなどが多いようです。
中には、お風呂場は声が響くのがなんとなく怖い
なんていう子もいるようです。
これはもう、痛みの原因は即!解消してあげなきゃですね。
お子さんのデリケートな肌はタオルで洗うのではなく、
手で優しく洗ってあげる。
子供用シャンプーを使って、
目にしみにくいようにする。
裸になるのが不安なお子様には、
「大丈夫よ」と言って、
こちらも裸になってギュッとだっこして安心させてあげて下さい。
この時、ママやパパがイライラしていたり不安になっていると、
お子さんには伝わってしまいます。
ママ・パパもリラックスして臨みましょう。
お湯やシャワーはゆっくり出してあげて、
声が怖かったら、いっそ楽しく歌ってしまうのはどうでしょう?
そして一番大事なのは、
必ず声掛けしてから行う事です。
「体洗うけど、痛くないよ」
「お湯出すけど、びっくりしないでね」など。
最初は怖がっていても、徐々に慣れてくるはずですよ!
次に
2 熱い・寒いが不愉快
ですが、
床が冷たかったとか、
出た時に脱衣所が寒く感じたとか、
そのようなことでも、お風呂がイヤ!となるようです。
大人でも嫌ですもんね。
そこで我が家では、
子供たちが入ってくる前にお風呂の床をシャワーで温めておきます。
ささーっとお湯を流すだけですが、
結構、効果あります。
お風呂からあがる時も、
バスタオルを洗い場で体に巻かせてしまいます。
これなら、脱衣所に出ても寒くない。
脱衣所をヒーターで暖かくしておくのもいいのですが、
出た瞬間はあったかくて快適なんですが、
子供はすぐに暑くなってくるらしく・・・
別の、「服着ない!問題」が勃発するので
うちの場合はつけていません。
お気に入りのバスタオルを、
洗い場でくるっと巻いてあげるだけでゴキゲンです。
おすすめですよ~。
そして
3 シャワーが嫌い・怖い
ですが、
6歳になる娘はずっとこれで苦労しました。
今は平気になりましたが、
シャワーで髪の毛を洗うたびにギャン泣き。
こんなに泣いてたら、ご近所に虐待じゃないかって疑われる~(泣)
と、こっちが泣きそうになりながらお風呂に入れてました。
そんな娘が許してくれた洗い方は、
「ママの膝に仰向けになって流す」でした。
そして、おでこに小さく畳んだタオルを置き、
絶対に目にお湯が跳ねたり垂れてこないようにガード!
最初、顔全体にタオルをかけたのですが、
前が見えなくて不安だったらしく、このスタイルになりました。
ママが見えるので怖くないそうです。
3歳過ぎてもこれで洗っていました。
シャワーを怖がるお子さん、試してみて下さい!
最後に
4 遊んでいるのを中断させられるのが嫌・面倒くさい
ですが、
これはもう、
お風呂まで楽しく連れて行くしかありません。
お母さんと競争!とダッシュしたり、
お風呂列車発車でーす!と、電車ごっこに乗せたり、
入浴剤入れたい人~?と誘ったり、
シャボン玉する人~?と、お風呂でシャボン玉をしたこともあります。
子供は遊ぶのが大好きなので、
なるべくお部屋ではできない遊びをさせてあげると、
バスタイムを楽しんでくれます。
特別なおもちゃよりも、
ペットボトル、
紙コップ、
コンビニのスプーン、
プリンの空きカップ、
ビニール袋。
そんなもので、ものすごく楽しそうに遊んでいます。
今の我が家のブームは泡をアイスに見立てた、
アイスクリーム屋さんごっこ。
もう、延々と遊んでいます。
お風呂に入るのもすんなりです。
まぁ、またこれに飽きてきたら別の遊びを提案していくわけですが・・・。
でもそんなのも、ママも楽しめていいと思いませんか?
たまには時間を気にせず一緒に遊んでみると、
とっても楽しかったりしますよ(笑)
まとめ
いかがでしたか?
お風呂イヤ!といわれると、
こちらもへとへとになってしまいますが、
数年しかない我が子との貴重なバスタイム、
楽しまなきゃもったいないですよね。
みなさんの今日からのバスタイムが、
とっても楽しいものでありますように。
ママ・パパ、がんばりましょう!^^