あさりの日持ちはどのくらい?潮干狩り後にすべき事は?
行楽で潮干狩り、いいですよね。
楽しくてたくさん獲ってきてしまった!
けど、一度に食べきれない…これってどのくらい日持ちするの?
と困ったことがありませんか?
そこでこちらでは、潮干狩りのあさりの賞味期限や
日持ちさせる方法をご紹介していきます。
せっかく楽しく獲ってきたあさりですから、
最後まで美味しく頂きたいですよね。
よかったら読み進めて、参考にしてください。
潮干狩りで獲ったあさり、どのくらい日持ちする?
潮干狩りであさりをたくさん獲ったら、まずは持ち帰る時に注意が必要です。
地域にもよりますが、一般的に潮干狩りシーズンは4~5月ですので、
外はぽかぽか陽気、
車のトランク内は暑いくらいになるでしょう。
必ず、クーラーボックスや保冷剤などで暑くならないように持ち帰りましょう。
持ち帰りのポイントは下で詳しくご説明します。
そして、持ち帰ってきたあさりの日持ちは
冷蔵庫に入れて1~2日、
最低でも獲ってきた日を含めて3日以内に食べるのがよいでしょう。
砂抜き後のあさりを水につけたままではなく、
濡らした新聞紙にくるんで冷蔵庫で保存してください。
でも、味が落ちてきたり身が痩せてくるので、
1~2日で食べられない場合は冷凍がおススメです。
冷凍は殻付きでも殻なしでも大丈夫ですが、
必ず砂抜き・塩抜きをしてからにしてくださいね。
【殻付き】
真水であらって水分を拭き取り、殻つきのまま冷凍。
殻を外さないので旨みを逃さず、美味しさがキープできます。
【殻なし】
包丁などで殻を外してから冷凍。
ちょっと面倒ですが、保存の場所を取らないのがいいですね。
色んな料理に使いやすいのは殻なしですので、
お好みに合わせて冷凍してください。
冷凍したあさりは1カ月くらいで使うのがおすすめ。
必ず、解凍せずに冷凍のまま加熱して調理しましょう。
あさりを日持ちさせるために!潮干狩り後にやるべきポイントをご紹介
日持ちは分かりましたが、
せっかくのあさり。
少しでも新鮮に、美味しく日持ちさせたいですよね。
そこで、潮干狩り後に気をつけるポイントをご紹介しますので、
参考にしてみて下さい。
【持ち帰る時】
あさりは暑すぎると弱ったり死んでしまい、
寒すぎると動きが悪くなり砂を吐きません。
そして、静かな環境を好むので
揺れたり互いがぶつかっても、おびえてしまったり殻を固く閉じてしまって砂を吐かないのです。
揺らさずに持ち帰れるなら砂抜きしながら帰ると時短になりますが、
ほとんどの方が車や肩かけクーラーボックスなどで揺れてしまうと思いますので、
水なしで持ち帰り、帰った後に砂抜きするのがおススメです。
暑くなり過ぎないように、
クーラーボックス内に保冷剤を敷き、上に新聞紙やタオルを重ねて、
その上にあさりを置いて持ち帰りましょう。
あさりに適した温度は18~20度前後ですので、それを忘れずに。
そして忘れずにペットボトルなどに海水を入れて持ち帰りましょう。
砂抜きに使えて便利です。
【家に着いたら】
砂抜きしながら帰ってきたなら塩抜きをします。
水なしで持って帰ってきたなら砂抜き+塩抜き。
砂抜きは分かるけど塩抜きって?という方もいるでしょう。
潮干狩りで獲ってきたあさりは、砂抜きしただけではかなり塩辛いのです。
そこで、砂抜き後のあさりを真水でこすり合わせるように洗い、
ザルや網の上で1時間ほど放置します。
そうする事であさりが体内の塩分を吐きだし、
美味しく食べられるようになります。
これは必ずやってくださいね!
砂抜き同様、あさりが水分を飛ばしますので、
アルミホイルや新聞紙などで覆いをするのをお忘れなく。
【保存の仕方】
すぐ食べられるなら冷蔵保存、
3日以上かかってしまうなら冷凍保存です。
冷蔵の場合も、海水・真水につけたまま長時間放置はだめです。
あさりが弱ったり、死んでしまったりします。
もしあさりが死んでしまったら、その個体はすぐに取り除きましょう。
すぐに腐ってきてしまい、周りのあさりも腐らせてしまう事があります。
私はなるべく当日~遅くても翌日には食べてしまいます。
それ以外は即冷凍に。
冷蔵庫で2~3日保存する場合は、
あさりが弱っていないか、死んでしまっていないか
こまめに確認するようにしてくださいね。
さいごに
楽しかった潮干狩り、
疲れてしまってそのまま休みたい~!というお気持ち、とてもよく分かります。
ですが、潮干狩り後にひと手間かけて処理しておく事で
あさりの日持ちが格段に変わってきます。
あさりが全部だめになっちゃった~…なんて悲しすぎますよね。
持ち帰りや砂抜きまでが潮干狩りと思って、
必ず、日持ち対策してくださいね。
みなさんが、あさりを美味しく頂けますように!